祇園祭のくじ取り式は、その年の山鉾巡行の順番を決めるために毎年行われている伝統的な儀式です。
漢字は「鬮取り式」と書きます。
かつては山鉾巡行の順番は、トップの長刀鉾のあと、先陣争いを行い、荒々しく力ずくで決めていたそうですが、応仁の乱ののちに祇園祭が復興したころからは、くじを引いて平和に決めるようになりました。


場所は河原町御池の京都市役所市会議場で、7月2日の午前中に行われます。10時から12時。
前祭も後祭もこのときに決定します。

京都市役所 祇園祭
写真の右側の建物が京都市役所。


くじ取り式で決めるのは、24基の山鉾の順番で、くじ取らずの9基の山鉾は毎年順番が決まっています。

くじ取らずは、前祭トップの長刀鉾、前祭しんがりの船鉾、後祭トップの橋弁慶山、後祭しんがりの大船鉾など。


抽選に当たれば、このくじ取り式を市会議場の中で見学することができます。料金は無料です。

応募は京都市の公式サイト、電話、FAXで。》》くわしくはこちらをごらんください。
電話番号、FAX番号などもこちらのページでごらんください。

当選の通知は6月20日頃にあるそうです。


伝統の儀式ですので、あまりラフな格好では良くありません。
ある程度フォーマルな服装でおでかけください。
(ニュース写真を見ると、Tシャツのオジサンもおられますので、入れるとは思いますが)


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