7月31日、祇園祭の締めを飾る行事が、蘇民将来を祀る疫神社の夏越祭です。
祇園祭が無事に終わったことを神様に報告し、茅の輪をくぐり厄を祓い、「蘇民将来之子孫也」の護符をもらいます。
茅の輪の茅は1本だけ抜いて持ち帰り、自分で輪っかにして小さな「セルフ茅の輪」を作ります。
八坂神社の西楼門をくぐるとすぐに疫神社の前の白いテントが見えます。
朝10時から神事が始まり、祇園祭の関係者さんたちが参列します。
一般の人は11時から茅の輪くぐりに参加できますが、早くから開始を待つ長い行列ができていました。
本日の予想最高気温は37度!
午前中ですがなんといいますかもだえるような暑さです。
参列者に倒れる方がいないか心配になります。
石段上から四条通りを見て。
陽炎が立つのか、景色が揺らいで見えます。
茅の輪をくぐった人々はどこへ行くのでしょう。
本殿前は人影まばら。
とにかくこれで7月ひと月続いた祇園祭は全部終わりです。
きゅうりを食べるのを我慢していた人もこれで解禁です。
明日からは8月。
暑い京都、熱中症に気をつけて過ごしましょう。