祇園祭の曳き初めの様子をお伝えします。

7月12日。写真は長刀鉾の曳き初め(帰り)
京都祇園祭の曳き初め
毎年、7月12日は鉾の辻近くの大きな鉾の曳き初めが行われます。

函谷鉾 14:00~
鶏鉾 14:30~
菊水鉾 15:00~
月鉾 15:00~
長刀鉾 15:30~
(毎年同じ)

鶏鉾や菊水鉾はそれぞれの通りから四条通りまで出てきてまた帰っていきます。
ビルのあいだから突然現れて、また戻っていくかんじ。
京都祇園祭の曳き初め

元から四条通りに建つ月鉾函谷鉾長刀鉾は四条通りを移動してまた帰ってきます。
こちらは山鉾巡行のリハーサルのようなかんじに見えます。

長刀鉾はもうお稚児さんも乗っていて本番と同じ!
京都祇園祭の曳き初め

四条通りは交通規制が行われて、ストップされる時間があったり、4車線が2車線になったり。
2014年は土曜日だったので、まわりは大渋滞!
京都祇園祭の曳き初め
仕事の車も、ただ四条通りを通るだけの車も、きっと「曳き初め」はノーマークだったのに違いありません。
たいていみなさんは宵山や山鉾巡行の日の交通規制はマークしているはずですが...。

長刀鉾が動き出すのを見て、ちょうど居合わせた反対車線の運転手さんは唖然と見上げてしまい、前の車が居なくなっても見とれていて、警察官に怒られていました(笑


わたしは菊水鉾と長刀鉾の曳き初めを見ました。
長刀鉾は帰りのときに曳き初めに参加させていただきました。
やっぱり見るだけより参加すると気分が違います。京都のひとじゃなくても特にアウェー感はないと思います。地元の人だけでなくいろんな人がいます。

長刀鉾はかなり長い距離を往復します。
京都祇園祭の曳き初め

曳き初めは平日ならのんびりしていて、居合わせればだいたい参加できるかんじですが、土曜日ともなるとそうはいきません。
沿道は人がぎゅうぎゅうのところがあり、かなり危ないときがありました。
小さいこどもさんが泣き叫んだりしていました。


ニュース用の取材は鶏鉾が多いようですね。
夕方のニュースに間に合わせるために早めの曳き初めを録るのです。
そして、
池坊短大の学生さんが浴衣姿で参加するので、映像に最適なのです。
カメラおじさんたちもこのへんに集中します!


7月13日にも曳き初めが行われます。
放下鉾・船鉾・岩戸山など。


北観音山・南観音山・大船鉾の曳き初めは7月20日午後です。

なお、写真は大半が2014年のものです。


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