祇園祭後祭。京都府警の発表によると2015年の宵山の人出は3日間で2万9千人。
2014年は3日間で11万人でしたから、74%減でした。
24日の巡行の人出は6万人で2014年とほぼ変わらず。

2014年は大船鉾150年ぶり+後祭り49年ぶりのダブル復活ということで、テレビでもばんばん報道されましたから、一段落してこのくらいの人出で推移するのではないでしょうか。

 



(以下は2014年7月の記事)
2014年、なにしろ50年ぶりのことですから、日程、巡行コース、歩行者天国、屋台の制限、警戒態勢などはきっちり決めることができても、観光客の人出や前祭と後祭の分散の具合などはふたを開けてみなければわかりません。


7月3日付けの読売新聞の記事から拾いますと、
たとえば観光客の客足は有料観覧席の売れ行きである程度わかります。

前祭 13,000席の8割が売れている
後祭 2340席の6割が売れている

ということで圧倒的な差がついています。


三井ガーデンホテル京都三条のコメントでは、
前祭期間 半年前に満室に
後祭期間 6月下旬になんとか満室に

ということでこちらもだいぶん差があるようです。

この背景には「後祭復活」自体がまだ周知されていないということがいえるでしょう。
京都市民でもまったく知らないひともいるくらいですから、関東まで浸透するには2〜3年かかるのかもしれません。


なお、後祭の宵山は宵山とはいっても歩行者天国もないし、屋台の出店もかなり制限されるようです。
逆に静かな祇園祭宵山のそぞろ歩きの風情を求めるひとにとってはこれ以上ない極上の時間になるかもしれません。

もともとは宵山というものは、最近のように派手派手な露店がどこまでも続き、歩くのもままならないようなものではなかったはず。


後祭・宵山の7月23日のホテルもまだまだ予約することができます。


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