京都祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が毎年7月2日に行われます。
この儀式は室町時代から続くもので、くじで決めないと各山鉾が我も我もと先陣争いをしてたいへんだったとか。
山鉾は33基ありますが、順番の決まっているくじ取らずの山鉾が9つあります。
たとえば、前祭のトップは「長刀鉾」しんがりは「船鉾」。後祭のトップは「橋弁慶山」しんがりは「大船鉾」。
それ以外の24基をくじで決めていくわけです。
前祭のトップは長刀鉾に固定されていますので、一番いいくじは長刀鉾に続く2番目で、『山一番』といわれます。
2016年の前祭の山一番は山伏山に決まりました。
上から読んでも下から読んでも山伏山。

2016年の後祭の山一番は「浄妙山」となりました。

【2016年祇園祭前祭の巡行順番】 四条烏丸から反時計回り
祇園祭 船鉾長刀鉾
山伏山
白楽天山
孟宗山
函谷鉾
太子山
四条傘鉾
占出山
月鉾
芦刈山
蟷螂山
保昌山
鶏鉾
伯牙山
綾傘鉾
霰天神山
菊水鉾
木賊山
郭巨山
油天神山
放下鉾
岩戸山
船鉾


【2016年祇園祭後祭の巡行順番】 烏丸御池から時計回り
橋弁慶山
北観音山
浄妙山
役行者山
黒主山
南観音山
鈴鹿山
八幡山
鯉山
大船鉾


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